2010年2月2日火曜日

商売の原点

セブン&アイホールディングスCEOの鈴木敏文さんの本を読んでみた。「鈴木敏文 商売の原点 (講談社+α文庫)」 うちの会社のとても大事な顧客でもあることもあり、30年にわたりどのようにしてセブンイレブンを発展させてきたのかその原点を勉強してみました。

「基本四原則を徹底する」
品揃え、鮮度管理、クリンリネス(清潔)、フレンドリーサービス-これが私どもの商売における基本四原則です。
 →これを”徹底している”こと。それが他社との決定的な差別化。「徹底」大事すね。少しでも軸がぶれていたらできないですよね。

「仮説検証はきめ細かく」
お客様が今何を必要としているのか仮説を立てて、ためしにやってみること。さまざまな角度から情報を入手したうえで、お客様の眠っているニーズを掘り起こすためにも、非常に大切なことです。
 →人間の心理、正確なデータ収集、これらをもとに次への攻めの戦略を立てる。そして継続する。特に正確なデータ収集、これが大事なんでしょう。

「人の心を動かすには」
人を説得するには、まず自分が勉強しなければいけません。自分が勉強して相手より深さをもつことがかんじんです。口先でいくら言っても相手には通じません。心には響きません。
 →戦略をたてても、結局は現場の人が動いてくれないと意味がないよね。現場に理解してもらうことが大事ですよね。もちろんその原点は「お客様のために」でしょう。

以前読んだ、「社長力」本にも書かれていた、
「経営の本質とは」
  ①企業の方向付け
  ②資源の最適配分
  ③人を動かす
これに尽きるんですね。非常に勉強になりました。

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