2015年8月31日月曜日

あの戦争と日本人

「あの戦争と日本人」読了。

毎年8月はあの戦争について勉強することに決めている。Kindleで299円と激安だったのでポチった。

歴史探偵半藤一利は読みやすさ抜群ですな。幕末〜あの戦争が終わるまでを、独特の語り口調ですーっと頭に入ってくる。すっかり忘れかけていた内容を思い出すのもそうだが、新たな事実も発見できた。以下は自分メモ。

日露戦争は悲惨の中の勝利。あの203高地も日本海海戦も政府、マスコミが作り上げたフィクション。確かにあんなにキレイにはいかんよなぁ。

八鉱一宇=世界を一つの国にすること=大日本主義=大東亜共栄圏に舵を切る。まことに小さな国の無謀な大暴走ですな。

日露戦争の成功体験があの戦争に。「熱狂するなかれ」気合いと根性、精神主義はやめよう…。どこかで聞いた事あるフレーズだ。冷静に分析しようね。

天才軍事指導者山県有朋の登場。幕末長州には凄い人もいるもんや…。これが昭和をかきまわすとは…。
 「統帥権(軍隊指揮権)」
 「帷幄上奏権(軍部の天皇への直談判権)」
 「軍部大臣現役武官制(軍部から現役の将官を軍部大臣に)」。

2015年8月19日水曜日

僕の夏休み2015

今年は珍しくお盆期間(8月13日〜19日)に7連休の夏休みを取得。記憶をよく失うのでメモメモ。

■8月13日(木)
仕事のせいで首と肩のダメージが半端ないのでメンテナンスのためマッサージへ。お祭りプロジェクト終わるまでしばらく通うか…。

■8月14日(金)
グランベリーモールで映画とショッピング。

■8月15日(土)島根帰省1日目
実家帰省。地元の花火大会に参加。たーまやー。

■8月16日(日)島根帰省2日目
庭でオニヤンマ発見。川遊びとBBQ。

■8月17日(月)島根帰省3日目
疲れたので休息日。急な大雨で鉄砲水発生。おーこえ。(右は正常時)

■8月18日(火)島根帰省最終日
少し遠出してシロイルカに会いにアクアスへ。帰りの飛行機で乾杯!お疲れっした。

■8月19日(木)夏休み最終日
疲れたので温泉に行く。牡蠣とラーメン食って充電完了。

2015年8月14日金曜日

夏の映画

この夏は映画が盛りだくさんなので気になるの見てみました。プチ感想。

進撃の巨人
漫画の世界観とは少し違いザ日本映画の印象。実写版巨人はリアルでグロい。リヴァイはどこいった!?性描写いらんやろ。石原さとみはイイネ!賛否両論あるものの後編も見ると思います。

日本のいちばん長い日
日本の暴走をとめる最終手段、昭和天皇の玉音放送をめぐり戦争継続派との対立が臨場感あった。日露戦争に勝ってしまったがために熱狂してしまった日本。一度始めた戦争は終わらせる事が難しい…。

ひつじのショーン
基本セリフなし。子供にも分かりやすく、キャラの表情・動きだけで笑える映画イイネ。娘2回目の映画も1時間40分集中してポップコーンをぼりぼり食いながら見てました。映画大丈夫そうですわ。

2015年8月5日水曜日

マイナンバーの実務

「マイナンバーの実務」読了。

新聞を賑わせており、オレも業務でマイナンバーにからまれているが、今年10月の国民への番号付与後、目先企業や個人がどんな影響を受けるのかよ〜分からんので恥ずかしながらポチった。さらっと理解できた。

こ、これは…、企業は開始当初、社会保障と税分野だけに限定というものの相当な混乱と業務負荷が高まるな…。法律である以上、遵守しないと強い権限を持つ「特定個人情報保護委員会」からグサリ(個人にも企業にも罰則)。だからこそビッグビジネスチャンスがあるんやけど。



企業がやらなければいけない事は大きく3つ。
 1.従業員のマイナンバーを集める(番号と本人を突合)
 2.集めたマイナンバーを管理する(安全に!)
 3.マイナンバーの記載が必要な帳票に記入する(源泉徴収票等)

 ※出入りの激しいアルバイト・パートの多い企業や、不特定多数の個人を相手にしている金融機関は番号集めるの苦しいやろな。そもそも理解が得られんやろ…。※

個人がやらないといけない事は、
 番号提供を求められたら、番号と本人確認書類を”都度”提示。
 
 ※毎年の年末調整書類やら扶養控除書類ごと、契約している金融機関ごとかよ…。※

で、企業に何のメリットがあるの??重い負担を強いるだけ!?
で、国民に何のメリットがあるの??目先はないでしょ!?
そのうち医療・介護・健康分野等に拡大する法案が通り、いい感じでサービスが提供されることをお祈り申し上げまする…。

2015年8月2日日曜日

火花

火花 (文春e-book)」読了。

ピース又吉がなんやら芸人初の芥川賞をゲットしたとのことでKindleポチってみた。

漫才師の主人公徳永ととあるきっかけで遭遇した師匠神谷。お笑いに対する思い・葛藤のぶつかり合い(これが火花?)が徳永と神谷を通じて表現されていて、その2人の姿が読みながら浮かんで来てすなおにおもろかった。

所々難しい表現が含まれているものの、全体的にセリフも多いし、所々アホで笑いを誘うシーンも、ホロリするシーンもあり読みやすかった。冒頭と末尾の花火シーンも綺麗にまとまってたなぁ。

こんな小説書けるなんてやるのお又吉。