「世界征服」は可能か?

「世界征服」は可能か? (ちくまプリマー新書) 」読了。

以前「オタクの息子に悩んでいます」ではまった岡田斗司夫氏の本。きっかけはAmazonのリコメンド+dan氏の書評見ておもろそうだったからポチる。

内容は、まず岡田氏の「なぜ世界征服なんかしたいのか」といった素朴な疑問から始まる。マンガ・特撮の悪役には、世界征服自体が目的になっており、その後のビジョンが曖昧な点を指摘。そして、過去のマンガ・特撮等の悪役を例に、その目的を分類する。さらに支配者のタイプ分けをしている(少し事例に世代ギャップがあるものの分かりやすい)。ここまでは、まぁこんなもんかなぁと思いきや、実際に世界征服するプロセスを描き、さらに「悪とは何なのか」まで深く踏み込んでいる。

いやぁまいった!飛躍的な個所はあるものの、また現代世界の例もとりあげ、めちゃおもろかった。Whyから始まり、What、Howと続き、結論に結ぶ流れも最高。そして、なにげに世界征服もうまみがなくて、大変なのよ~。ぜひ一読あれ。

少しネタばれ。個人的にはドラゴンボールが分かりやすかった↓
 ■世界征服の4つの目的■
1.人類の絶滅 ・・・(例)宇宙戦艦ヤマトのガミラス人
2.お金が欲しい ・・・(例)ヤッターマンのドクロベエ
3.支配されそうだから逆に支配する ・・・(例)機動戦士ガンダムのジオン公国
4.悪を広める ・・・(例)ドラゴンボールのピッコロ大魔王
その他.目的が意味不明 ・・・(例)北斗の拳の聖帝サウザー

■支配者の4つのタイプ■
A.魔王 「正しい」価値観ですべてを支配したい・・・(例)ドラゴンボールのピッコロ大魔王
B.独裁者 責任感が強く、働き者 ・・・(例)デスノートの夜神月
C.王様 自分が大好きで、贅沢が大好き ・・・(例)ドラゴンボールのレッドリボン軍レッド総帥
D.黒幕 人目に触れず、悪の魅力におぼれたい ・・・(例)ドラゴンボールのフリーザ


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