2015年7月3日金曜日

64(ロクヨン)


64(ロクヨン)(上) 」「64(ロクヨン)(下) 」読了。

Amazon欲しい物リストに加えていたのでなんとなくKindleポチった。

64(ロクヨン)と言われる昭和64年に起きた未解決の幼女誘拐殺人事件。いよいよ時効を迎える事件を広報室から眺める警察小説。圧巻。

刑事部vs警務部、警察庁vs県警、広報室vsマスコミ、広報室三上の家族問題等様々な要素が絡みながら進んで行くストーリーは読み応えあり。特に後半、捜査が進んで行くシーンは臨場感ありすぎでドキドキものです。主人公の三上自体はなんら事件を解決しないのだが、広報室だからこそ被害者、警察の姿がリアルに描かれているんだなぁと。警察のような権力を持つ縦割りの組織社会ってやっぱこうか…。

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