「ホモ・デウス」読了。
「サピエンス全史」の著者の続編ということでポチる。前著サピエンス全史では、7万年前まで雑魚キャラだった我々ホモ・サピエンスがどのようにして世界征服するに至ったのかをわかりやすく解説。そして続編。
これまでの人類は「飢饉」「疫病」「戦争」という3大課題に常に悩まされ生きてきた。太刀打ちできず人々は神に祈りを捧げる。しかし、今や3大課題を押さえ込んできた。飢え死にする人(100万人)より圧倒的に肥満で亡くなる人(300万人)が多い。数年おきに新しい疫病になりかねないSARS、鳥インフル、エボラ出血熱、エイズを押さえ込んでいる医療技術の進歩。核という抑止力により地球規模の大戦のようなことは起き得なくなっている。神に祈りを捧げずとも、技術で抑え込むことに成功してしまった。
さて、人類はこれから何を望むのか。ぽっかり空いてしまった穴をどこに向かって埋める努力をしていくのか。著者は、人類のこれからの3大プロジェクトは「不死」「幸福の追求」「アップグレード(神:ホモ・デウスになること)」と言っている。スマホを使いこなす現代人は、昔の人から見ると当時の神を超えているようだ。
人間って本当に面白いね〜。そして急速にテクノロジーが発展し変わっている時代に生きていることに感謝。改めて人生いろいろ楽しまなきゃいかんと思ったわ。
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