2017年4月23日日曜日

カルロス・ゴーンの経営論

「カルロス・ゴーンの経営論」読了。

きっかけは日経新聞広告と、今年度より新たなポジションにアサインされたこと、昔日産様に1パートナーとしてお世話になっていたことが重なりポチって見た。当時4年間(2014〜2017年度)だけの絡みでしたが振り返ると中期経営計画「日産180」「日産バリューアップ」の時代。会社の再生完了から価値創造という成長に向けた時代だったんだなと。

経営の疑問について対話形式でゴーンさんが答えてくれる内容。非常にメッセージがシンプルでわかりやすかった。あと、経営論的な解説だけでなく、ゴーンさんのそばで改革を一緒に行った志賀さんの解説もあり、理解度がさらに増した。

・リーダーシップスタイルの状況による使い分け
・伝えたいメッセージの一貫性
・「従来どおりでいい」と言う中で、自分だけ「ノー」と言える人
・繰り返し結果を出してこそ、周囲の人達からリーダーと認められる
・既成概念を持たないようにすること
・どんな情報もオープンに、従業員の話を聞くこと
・自ら強い信念を持つ
・決断をもとに周囲の人を納得させ、そして実行させる
・数値データを公表する
・問題の全体を把握したらそれぞれの対策にどう優先順位をつけるか
・どうして厳しい仕事をし続けるのか。それは学びのプロセスだからです

経営論については深い知識を持っているわけではないのだが、感じたのが「信念」と「基本に忠実」であることかな。メカラウロコでした。そして今年度の実行プランのストーリーが描けた。あとはやるのみ。今年度もチャレンジで頑張るぜ!

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