「ユリウス・カエサル ルビコン以後──ローマ人の物語[電子版]V」読了。
前作ユリウス・カエサルルビコン以前の続き。ルビコン川を渡りついにローマ人同士の内乱が勃発。国賊と言われようとも、その高い理想を掲げたカエサルの戦いっぷりが気になるところ。
相手はポンペイウス。カエサルは直接の会談により解決する方法を求めたのだが、ポンペイウスは拒否。西カエサルvs東ポンペイウスといった地中海を大きくとりまくローマ地盤を二分する大きな戦いとなった。カエサルが凄いのは敵と戦場を見てから勝つ戦法を考えられる点。一度は撤退をしたものの、ファルサルスの会戦で見事勝利。逃げたポンペイウスはアレクサンドリア(エジプト)で殺される。あっけない結末だったがこれで内乱が終わる。カエサルがクレオパトラと出会ったのもこのあたり。そして、いよいよ国家ローマの新秩序目指して国づくりが始まる。ユリウス暦では、カエサルの生まれ月が7月(July)もその由来。その改革の最中紀元前44年3月15日カエサル暗殺(55歳)。後継者は遺書の中に若干18歳のオクタヴィアヌス。どうやらあと13年かけて30歳になるまで育て上げようと思っていたとのこと。
大きくなりすぎたローマの今後を見据え元老院制廃止という新秩序構想(意志)を貫き、その政治力、軍事的戦法にもすぐれ、特に民衆を強く惹き付けるカエサル。是非会ってみたい、一緒に仕事をしてみたいリーダーですな。
さて、そのカエサルの意志を受け継いだオクタヴィアヌスの話がこれから続くので、ポチって見る事にする。
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