ハンニバル戦記──ローマ人の物語 II

ハンニバル戦記──ローマ人の物語[電子版]II」読了。

前回初めて読んだ塩野本「ローマは一日にして成らず--ローマ人の物語Ⅰ」に続いて、今回は続編のハンニバル戦記。

舞台は紀元前264年〜紀元前146年。イタリア半島を統一したローマのその後の約120年について描かれている。今回の大きな敵はカルタゴ(今のアフリカ・チュニジア)。シチリア島を挟んでのローマとカルタゴの睨み合いから物語が始まる。

圧巻は本書のテーマでもあるカルタゴ最強の部将ハンニバルとの戦い。ローマの誰もが思わなかった、まさかのスペインからアルプス越えからのイタリアへの攻め。また騎兵を有効活用した戦術も圧倒的で、カンネの会戦でローマ軍をボコボコにしながらのイタリア南半分占領はかなりすごい。ローマこれで終わりかと思いきや、皮肉なことに優秀な敵ハンニバルに学んだローマのスキピオがスペインを落とし、ローマからハンニバルを引き摺り出してからの最後カルタゴの地でのハンニバルとの会戦(ザマの会戦)に勝利するシーンはかなり読み応えあり。

崩れかけても持ち直し、さらにカルタゴだけではなくスペイン、ギリシャ、エジプト、シリアと行った国までも「穏やかな帝国主義」でその覇権を広げて行くローマの政治システムとローマ連合(多国籍軍)の本領発揮と行ったところか。

続きが気になる!ということで、次作もポチ決定。塩野作品おもろいやないか。

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