「イノベーションへの解 利益ある成長に向けて (Harvard business school press)」読了。
きっかけは、リーンスタートアップからも参考書として参照されていたのと、クリステンセン氏のイノベーションのジレンマの第2弾ということでポチってみた。
前著ジレンマでは、持続的イノベーションと破壊的イノベーションがあることを示し、持続的イノベーション側の立場で破壊にどう対処するかについて書かれていた。今回は破壊的イノベーション側の立場で、どうやって破壊するのかに着目している。
数多くの破壊者を研究しており、その破壊方法について体系だててまとめられていて、率直にすげーと思った。キーメッセージは「破壊者は決して才気あふれる戦略家であれとは言っていない。事業の成否が才気や戦略の正しさによって決まるのであれば、成功は予測不能になる。」ということらしい。実際には利益ある成長を生み出し続けることは非常に悩ましいが、そこには何らか方法があると信じ、提案している点、非常に参考になります。
特に、競争相手に逃走したいと思わせること、顧客が片付けようとしている用事にターゲットを定めること(顧客属性ではなく状況をみよ)、は刺さりました。なかなか見つからんかもだけど、周りを観察して、顧客が片付けようとしている用事に着目してみるか。少なくともスタート地点を間違わないようにしないとね。んでもって、アイデアをコツコツと書きだしてみる所から始めてみるか。
とにかく、やり方変えなきゃ、変わらなきゃ!
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