2017年3月6日月曜日

99・9%は仮説

「99・9%は仮説」読了。

きっかけは、会社のフォーラムで竹内薫さんのワークショップを受けたので、ポチってみた。

竹内さんはサイエンスライターというお仕事らしく、科学的な話も多くてめちゃくちゃおもろかった。東ロボくんはなぜ東大を諦めたのかとか。人とロボットやAIの違いとか。あと、モンティ・ホール問題も取り上げられまさに引っかかった。人は思い込みが強いんだなぁと実感。

本の内容はというと、世の中の常識というのは仮説の集まり。世界の見え方は自身の頭にある仮説によって決まっている(つまり思い込みが支配)といった内容。ガリレオ、ニュートンvsアインシュタイン、ホーキング、ロボトミー手術、ペンタクォークの発見、宇宙の起源といった事例を用いて解説。

世の中には、「白い仮説」と「黒い仮説」と「グレーゾーン仮説」があるというように捉えていたら、仕事もプライベートもスッキリ進められそうです。ある一つの仮説を絶対視せずに、常にグレーゾーンという観点から眺めることが重要という主張には改めてなるへそと。「相手の立場になって考えてみる」忘れがちなんだけど、生きていくのに非常に大事なテーマですな。

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