勝者の混迷──ローマ人の物語III

勝者の混迷──ローマ人の物語[電子版]III」読了。

前回のハンニバル戦記の続編。

舞台は、紀元前133年〜紀元前63年。カルタゴの強敵ハンニバルを倒し、カルタゴを滅亡させ、周辺国にもその覇権を広げて行くローマ。強敵がいなくなり平和な時代が訪れたかに見えたが。

タイトルそのものにもあるとおり、ローマ混迷の時代。敵は外ではなく内にあった。市民vs元老院のうちうちの権力争いはなかなか激しい。。外に強敵(共通の目標)がなければうちうちで権力の争いが起きるのよね。。力がある方が法案を通し、現在の法案をどんどん上書いていく様はどーなんよ。グラックス兄弟の時代、マリウスとスッラの時代、ポンペイウスの時代とうちうちの啀み合いは激しかった。覇権を広げれば広げるほど、その運営が難しくなって行く国家システム。でもやっぱり外の敵を倒せる力をもった執政官(英雄)が幅を利かせられるのよね。

 いかなる強大国といえども、長期にわたって安泰でありつづけることはできない。国外には敵をもたなくなっても、国内に敵をもつようになる。
 外からの敵は寄せつけない頑健そのものの肉体でも、身体の内部の疾患に、肉体の成長に従いていけなかったがゆえの内臓疾患に、苦しまされることがあるのと似ている。
 --ハンニバル--(リヴィウス著『ローマ史』より)

さて、ついに次巻は、ユリウス・カエサルの登場。楽しみや。

<備忘録>iMacのSafariが起動しなくなった。

iMacのOSアップデートの通知が来たのでアップデートしてみた(10.9.3→10.9.4)。ところが、なぜかSafariが起動しなくなった。。仕方なくiPhoneで検索してみて少しがんばってみた。Safari単体では修復できず、原因不明だが、OSの上書きで解決…。こんなもん??

・エラーメッセージ:よーわからん。

・セーフブートだとSafari起動可
・セーフブートでSafariの機能拡張OFF、Safariをリセット後もSafari起動不可
・別の新規ユーザでもSafari起動不可
・OS X Maverics(10.9.4)を上書きでインストールでSafari起動可(約1時間)

<参考サイト>
トラブルシューティング for Mac (ソフトウェア編)
Mac Safariの調子が悪い時や異常な動作をする時の対処方法まとめ

僕の夏休み2014

昨年の11月から参画したお祭りプロジェクトも一応少し区切りを迎えたため予定通り7月12日(土)〜7月21日(月)まで10連休の夏休みを取りました。子連れでの初海外に。最近記憶を無くしがちな日々なので忘れないうちにメモメモ。




■ハワイ(7月12日〜18日)
3月にダメモトの抽選に当たりBigIslandハワイ島へGO!!

・7月12日(土)1日目
夜22時の羽田発ANAでホノルルへ。からのハワイアン航空でコナへGO! 成田難民のトラウマがあるので迷わず羽田。ビラ到着は18時。少し遅めのディナー@The Canoe House

・7月13日(日)2日目
午前中はW杯決勝視聴。午後はプールで遊び、近くのプライベートビーチお散歩。

・7月14日(月)3日目
近くにあるヒルトンワイコロアビレッジで1日過ごすことに。そしてイルカと戯れるの巻。クイーンズマーケットプレイスではハワイアンショーが始まりました。笑顔が眩しい!

・7月15日(火)4日目
唯一の遠出でヒロ方面へ。マウナケア(標高4,205m)の脇をスルーする約1時間半の道のり。ヒロの街のスイサンでポキ丼を食す。ヒロから約40分かけてキラウエア火山でゲットパワー。Googleマップのナビ大活躍。

・7月16日(水)5日目
午前はハプナビーチで青い海を満喫。ヨメエステの間午後はプール。夜はお庭でBBQ。

・7月17日(木)6日目
さよならハワイ島。

・7月18日(金)7日目
夜23時に羽田着。最終のリムジンバスに駆け込みセーフ!お疲れさま!

・おまけ
今回旅を支えたのはグローバルWifiのポケットWifi。これ1台で俺とヨメのiPhoneとKindleFireの3台がネットし放題。LTE接続不可地域はなく電池の持ちもなかなかよい。Googleマップがナビ代わりとなり、Kindleで日経紙面ビューアも読めました。7日間レンタルで5,040円は悪くない。

■社会復帰期間(7月19日〜21日)
旅の疲れを癒し社会復帰のためのラスト3連休。恐る恐る見てしまった未読メール1,500件との格闘も終わり、さて明日からがんばるか。充電コンプリート!

ハンニバル戦記──ローマ人の物語 II

ハンニバル戦記──ローマ人の物語[電子版]II」読了。

前回初めて読んだ塩野本「ローマは一日にして成らず--ローマ人の物語Ⅰ」に続いて、今回は続編のハンニバル戦記。

舞台は紀元前264年〜紀元前146年。イタリア半島を統一したローマのその後の約120年について描かれている。今回の大きな敵はカルタゴ(今のアフリカ・チュニジア)。シチリア島を挟んでのローマとカルタゴの睨み合いから物語が始まる。

圧巻は本書のテーマでもあるカルタゴ最強の部将ハンニバルとの戦い。ローマの誰もが思わなかった、まさかのスペインからアルプス越えからのイタリアへの攻め。また騎兵を有効活用した戦術も圧倒的で、カンネの会戦でローマ軍をボコボコにしながらのイタリア南半分占領はかなりすごい。ローマこれで終わりかと思いきや、皮肉なことに優秀な敵ハンニバルに学んだローマのスキピオがスペインを落とし、ローマからハンニバルを引き摺り出してからの最後カルタゴの地でのハンニバルとの会戦(ザマの会戦)に勝利するシーンはかなり読み応えあり。

崩れかけても持ち直し、さらにカルタゴだけではなくスペイン、ギリシャ、エジプト、シリアと行った国までも「穏やかな帝国主義」でその覇権を広げて行くローマの政治システムとローマ連合(多国籍軍)の本領発揮と行ったところか。

続きが気になる!ということで、次作もポチ決定。塩野作品おもろいやないか。