2013年8月3日土曜日

小飼弾の 「仕組み」進化論 [Kindle版]


なんとなーく、仕組みという言葉が気になり、初めてKindle本をポチってみた。

Kindleで本読んでみたが、意外に読めるね。色はセピアにすれば目にもやさしく、しおりもつけられるのであとで振り返られるので便利。ハマりそう。

内容は、仕組みについて改めてその原理を考える。私たちは仕組みを作る仕事をすべき。そして仕組みのいい面悪い面をきちんと把握しておこうよ。という内容。ダニエルピンク藤原和博と同じやね。

弾さん流のプログラムやシステムエンジニアの例は分かりやすかったし、すーっと頭に入ってきた。生物の進化論までとりだしてるのはさすがでしたねw

メモったしおりをペタします。

・マッサージ師やカウンセラー、コンサルティング的な要素を含む仕事は、今後も生き残っていくでしょう。相手の反応を見ながら適切な対応をしなければならない仕事、コミュニケーションが重要な仕事、完成品を想定できない仕事を、機械を使って仕組み化するのは相当困難なはず。

・身近にあるテコ(自力)と奴隷(他力)を使った仕組み。ディズニーランドのサービスの秘密はマニュアル=テコにある。その前にキーワード、安全、礼儀正しさ、ショー、効率を行動の優先順位にかかげている。キャストはマニュアル、キーワードというテコで仕事のルールと判断の基準を示し、キャスト自らが顧客満足度の高いサービスを実現できるようにしているわけです。

・事故原因を調べる際には、門外漢をひとり以上いれるようにしましょう。根本的に、人間には自分に染み付いた先入観から自由になれないのです。日常的に記録をきちんと取っていれば、事故の状況を客観的に見つめることができる。

・仕掛品をたくさん作り、最後の1ピースを待つ。あと1ピースがあれば実現できるというところまで、物事を具体化しておき、必要なピースが出てきたらすかさず拾いに行く。この仕掛品を作っておくためにも20%ルールが生きてきます。

・既存の仕事は20%の片手間でできるようにし、残りの80%で新しい仕組みを模索し続ける(20%ルールの使い方)

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