2012年12月9日日曜日

つながっていても孤独?

録画していたスーパープレゼンテーションを視聴。(NHKのHPで字幕付きでも見れる)

MITのシェリー・タークル教授のプレゼン。彼女は30年以上にわたり、家庭用コンピューターやインターネット、ロボット、SNSが人間に与える心理学的な影響を研究し続けているとのこと。

当時研究ではテクノロジーが人間をより豊かにすると結論付けたが、最近は逆のようだ。1人1台ケータイを持ち始めて、とにかく電車、食事中、会議中、一人の時間にメール、SNS。一緒にいるのに、会話をせずに下を向きケータイをいじっている。彼女いわく、うまくいかないリアルタイムな会話より、内容を好きに編集でき削除でき、自分を自由に形づくることができる世界の方が楽だからとのこと。そして人は孤独が怖い。つながって安心感を得るために空き時間にスマホをいじる。孤独の時間に、自分自身を見つめ、考える時間がなくなることで、だんだんリアルタイムの会話ができなくなり、実は孤独になっているとのことだ。

確かにケータイ・スマホ・SNSによって様々な情報が入りめちゃ便利になってきたが、最近の光景は異様だ。少なくとも俺は家族と、友達と、同僚とリアルタイムかつリアルな会話する時間を大切にし、一人の孤独な時間・考える時間を大事にしていきたいと思った。先日読んだ脳と創造性でも、新しい不確実、違和感、ぎこちないな体験が大事とあったなぁ。

※デジタルネイティブ世代は、また違った感覚なんだろうな。。(わしゃ古い人間かも)

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