ブラック・スワン


ブラックスワンといっても、映画ではない。

ブラック・スワン[上]―不確実性とリスクの本質 」「ブラック・スワン[下]―不確実性とリスクの本質 」読了。理解が及ばなかった個所も多く、仮説が立てづらく、だいぶ時間を要してしまった。

きっかけは、プレジデントの成毛さんコメントにブラックスワンの話があったのと、弾さんブログにも書評があったということでポチった。

感想。あまり多くは語るまい。下巻になって著者NNTがだんだんエスカレートし、激しくボコる所がめちゃ面白かった。ノーベル経済学賞受賞者もw そして、グーグルの大成功も、9.11も、リーマンショックも、東日本大震災もブラックスワン(黒い白鳥)なのだ。月並みの国ではなく果ての国に住んでいる事、黒い白鳥の存在に気づけた事、いい黒い白鳥・わるい黒い白鳥に立ち向かう方法まで教わった事はでかい。自分の意思決定の主軸としよう。

そして我々も黒い白鳥なのだ。 小さいことでくよくよしないようにしよう。生きていることに感謝しよう。

途中だいぶ読み飛ばした個所もあったが、歴史・哲学・心理学・経済学・数学の世界を旅することで、きっとそのうちすーっと頭に入る時が来るだろう。また時間をおいて読んでみようっと。まずは、本の中ででてきた、数学者ブノワ・マンデルブロとフラクタルあたりから旅してみるかの。

戦後史の正体 1945-2012

戦後史の正体 (「戦後再発見」双書) 」読了。

昭和史で1945年まで旅してきたわけだが、やはり戦後を旅せずにはいられない。あと、表面的な旅ではなく、本質を知りたくこの本をポチる。

内容は、元外務省・国際情報局長



予想どおりに不合理

予想どおりに不合理[増補版]」読了。きっかけは、TEDで著者ダン・アリエリーのプレゼンを見て人の行動に非常に興味がわいたから。行動経済学という分野らしい。

様々な実験結果を元に、人はなぜそれを選んでしまうのか、その理由を丁寧に説明している。そして、人はそういう生き物だからそう行動してしまうのはしょうがないやなん、にとどまらず、じゃぁどうすべきかまで提示している。

感想。人は”予想通り不合理”でした。自分自身では合理的に物事を決めていると思っても、実は全くそうではない。様々な要因に左右、コントロールされてるていうわけです。ほぉなるほどねぇ、と思うこと盛りだくさんで目からうろこの内容でした。著者自身も分かっていながら、様々な魔力から抜け出せないことをぶっちゃけてておもしろかった。人の行動・選択が明らかになった今、目の前にある課題に対して、自分はどうすべきか、自分の周り、組織、顧客に対してどうすべきか大きなヒントが得られた気がする。

そして、先週末食べた「しゃぶしゃぶビュッフェ しゃぶ葉」の魅力、自分の選んだメニューに妙に納得感が得られましたw こういう視点で、自分の選び方を見てみるとおもしろいかもね。行動経済学おもしろいやん。かなりおススメ本です。まずは、この動画をチェーキラ!


なぜ、あの会社は儲かるのか? ビジネスモデル編

なぜ、あの会社は儲かるのか? ビジネスモデル編 」読了。

きっかけは、会社のビジネスモデル研修を受けに行き、本を紹介されたため。

内容は、数々の特に日本企業のビジネスモデルの事例とビジネスモデルを見る視点、そして実行するにあたっての課題が書かれた本。

細かいビジネスモデルの分析までは踏み込んでいないが、豊富な事例は参考になる。自らの業界だけではなく、異業界のモデルを自業界へ取り入れるというのが結果的に多い。本当に新規のビジネスモデル構築というのは難しいしハードルも高いため、まずはきっかけとしては異業界を勉強してみるのもよい気がする。

サービスをてこにする、顧客・ステークホルダーとのWINWINを築く、顧客価値と経済性の両立、なかなか勉強になりました。そして、他社が真似できない継続的に優位に立てる強み・武器はなんなのかICTの分野で考えてみようと思う。今の延長やってても未来はないので、さっそく企画案考えてみるか。顧客の声からスタートで。

鬼平犯科帳

少し切り替えて、今回は時代小説。きっかけは友人エムのおススメと、明治時代から少し遡り、江戸時代の人々の生き方、文化を勉強し、少しは幅を広げるということで「鬼平犯科帳〈1〉 (文春文庫)」24巻セット大人買い。早速1巻目読了。ちなみにテレビドラマは全く見てなかったので事前情報0です。

鬼平こと長谷川平蔵は、幕府の火付盗賊改方(ひつけとうぞくあらためがた)という職。特別警察の長官です。今の警察の偉い人は事件の捜査・パトロールで現場を訪れないけど、鬼平は部下に任せるだけではなく、自分でも江戸の街をぶらつき自らの嗅覚で盗賊を捕まえる。その取り調べは鬼のごとく(五寸釘に蝋燭!)、決断が早く即逮捕!そして情にも熱い。若い時は相当やんちゃだったようですな。悪さをしてきたからこそ、人の心の痛みが分かるということか。そして、その行動は部下や元盗賊達を引きつける。

武士は刀を持っているから切り合い、敵討でしょっちゅう血が流れる。そして悪い盗賊は、一家皆殺しにしてまで金品を奪う始末。江戸はまぢですげ~時代や・・・。そして、よく登場する料理シーン。蕎麦屋多いね~。天ぷらも軍鶏鍋もうまそう。日本酒でぐいっといきたいものです。

2巻目以降、続きが楽しみになってきた!

35歳の教科書

35歳の教科書―今から始める戦略的人生計画 」読了。
きっかけは、自分が今まさに35歳ということと、先日お会いした藤原さんのHP「藤原和博のよのなかnet」読んでたらおもしろそうなタイトルの本があったので。

キーメッセージはやはり脱正解主義。坂の上の坂は55歳までにやるべきことという内容だったが、今回は35歳に向けてこれからの人生戦略について書かれていた。内容は、先日読んだ「坂の上の坂」とだいたい同じかな。

これから50年続く坂の上の坂を楽しく登っていくために、少しずつ戦略的に、真面目に考えて実践してみたい。ちなみに、継続すればそれが自分の武器になるということで、最近実践していること。

 ・テレビは基本やめた。
 ・読書時間を増やした。
 ・ジョギングをキーに積極的にコミュニティに参加し始めた。

さぁ、もがいて、悩んで進んでいくか!

イノベーションのジレンマ

ドラッカーでマネジメントの基本原則を学んだ。マーケティング(顧客の声)とイノベーション(新しい満足)だけが成果をもたらすという。そのイノベーションというキーワードで、おっ!という内容の本があったので読んでみた。「イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき (Harvard business school press) 」読了。

内容は、過去の企業の事例(特にハードディスク業界)を元に、数々の企業の失敗した原因を分析し、その分析から失敗しないための解を提言している。

キーメッセージは「優れたマネジメントの基本原則は決して間違いではないこと。持続的イノベーション・破壊的イノベーションを理解すること。理解したうえで破壊的イノベーションと調和すること」といった所か。ドラッカーのマネジメントを読んだ後読むと理解がしやすいように思える。

イノベーションにも持続的と破壊的がある点。そして優良な企業は、基本原則に基づいたマネジメントをしている(持続的だ)からこそ、破壊的イノベーションに対応できない歴史を繰り返している点。そして、その対処法がある点。と、目からうろこの内容でした。これも自然の法則なのですな。自分自身の判断の一つとしたい。

また、今後の、電気自動車、LCC(飛行機)、SSD(ディスク技術)、クラウドコンピューティング(情報技術)等々、各企業が破壊的イノベーションであろう技術に対して、どういう経営判断をしていくかという観点で経済記事を見ていくとますますおもしろそうだ。